ミョウゲン工房

祈りを形に癒しの御仏をお迎えするこの世に生まれ、様々な苦難や困難に会いすがるような想いで御仏の造仏のご依頼をいただきます。そんな想いを込めて、一刀一刀丁寧にお作りさせていただきます。

仏師　安田明玄

安田明玄は、今から5４年前13歳の時に、師「松本明慶氏」と運命的な出会いから仏像彫刻の道に進む。京都市立日吉ヶ丘高校（彫刻科）を1974年に卒業と同時に正式に弟子入りし、松本明慶氏の一番弟子になる。穏やかなお顔の阿弥陀如来や観音菩薩を得意とする。香合仏や厨子仏などの精緻な極小な御仏も多数制作。不動明王や祖師像や神像も手掛ける。40歳で独立。頭に思い浮かんだ形を鉛筆よりも彫刻刀で表現する方が得意。天命を全うするが如く、仏像彫刻一筋に生きて現在に至ります。仏像制作のご依頼はお問い合わせからご依頼お待ちしております。このサイトでは、香合仏や小仏や仏像もお買い求めいただけます。

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NEWS

2023.01.01

テキスト

仏像修理

何百年も前に作られた仏像はどうしても、災害などに見舞われ、美しい像でも傷みがあります。そんな像を修復して、また何百年と大切にしていただくために、できるだけ元の姿を残して蘇らせる修復を心がけています。

龍王の修理の後、金箔を貼っている動画です。

截金（キリカネ）

仏像の衣を金箔で彩る截金（キリカネ）は金箔を3枚〜4枚重ね合わせて焼き付け、それを竹の刀で細く切って糊で貼って行く技法です。截金（キリカネ）は、飛鳥時代に仏像と共に大陸から渡ってきて、日本でさらに美しく平安鎌倉時代にたくさんの仏像に用いられました。その頃の仏像を見ると、木で彫られた仏像の衣がまるで布のように見えてきます。一時衰退した技法ですが、現代に甦って仏像や小物などに用いられています。